みなさんどうも。育毛に150万円かけたのに盛大に失敗して結局スキンヘッドになった男、渋男です。
ここでは管理人・執筆者である渋男(私)のことについて書いていきます。
私は18歳でAGA(男性型脱毛症)を自覚し、そこから約8年間・150万円以上ものお金をつぎ込み、育毛に善処してきました。(詳しくは「薄毛奮闘記」をご覧ください)
結局失敗したのち、26歳でスキンヘッドとなった私は、
「髪の毛がなくなった今、男としてかっこよくいるためには『渋さ』を追求するしかない」
と思い、これまでファッションや小物・趣味などに渋さを追求していきました。
そんなことから生まれたサイトがこの「渋男」。
私はスキンヘッドになってから渋さを追求し始めましたが、歳をとるにつれて「大人の男の渋さ」や「色気のある男」に憧れる人も多いと思います。
ファッションや持っているアイテムだけでなく、立ち振る舞い・身だしなみ・醸し出す雰囲気まで。
渋男は、そんな渋さを追求したい人たちに向けた専門サイトです。
そしてもう一つ、薄毛に悩んでいる人の手助けをしたいという思いもあります。「育毛」ではなく「剃毛」で。
私自身、髪の毛を剃ることにより薄毛の悩みを解決していて、今では「本当に剃って良かった」と思うほどです。
ここらへんの薄毛関連は「剃りたくても剃れない人へ」の部分で色々書いていますので、良かったらご覧ください。
プロフィールということで書きたいことを書いていたら、大分ボリューミーになりました。
薄毛と戦っていた頃の「薄毛奮闘記」や、当時服用していた薬、サイトに対する思いなどたくさん書いていますので、時間のある方は見ていってください。
下に目次がありますので、読みたい部分だけでも読んでいってみてください。
渋男の薄毛奮闘記
弱冠18歳でAGA(男性型脱毛症)を自覚してから8年間、必死に闘ってきた。
僕と男性ホルモンとの戦いは、周りの想像を絶するほどのものだった。
僕がご飯を食べている時も、歩いている時も、寝ている時も、どんな時でもその力を全力で振りかざしてくる。
本当に無慈悲なやつだが、僕は諦めなかった。
負けられない戦いがここにある
出来ることはなんだってやったさ。
食生活の改善から始まり、軽い有酸素運動。頭皮マッサージはもちろんのこと、巷で噂のミノキシジルタブレット・フィナステリド・塗るタイプのミノキシジル。
そして伝家の宝刀である注射(HARG治療)まで。若さ故に無知だった僕は、ただガムシャラだった。
150万円を超えるお金や時間を注ぎ込んだ分、それ相応の結果が欲しかったんだ。
「諦めなかった」ではなく「諦められなかった」のかもしれない。
そんな中で、僕は少しずつ大人になる。僕の男性ホルモンと共に。
男性ホルモンが本気で挑んできた
AGA界隈では有名な話がある。
「AGAの進行が始まったら止まることはない」
「男性ホルモンは年を追うごとに強くなる」
このふたつ。
年々、僕の男性ホルモンは強くなるってことだ。
確かにそう思う。
僕はM字タイプで、つむじはそこまで薄くなっていなかったはずだった。
そう。「はず」だったんだ。
ある時つむじを触ってみたら、自分のつむじとは思えないほどの代物になっていた。
何度も触った。
何度も疑った。
夢だと思った。
どうか夢であってほしいとも願った。
そして覚悟を決めて三面鏡でつむじ見たとき、
肌色に染められた頭頂部と共に、なにかに怯えているかのような醜悪な自分の顔が鏡に映ったんだ。
焦点が合わない。
汗が止まらない。
これが脂汗なのか。
この汗も男性ホルモンのせいなのか。
両手と両目で何度も確認した。
何度目かの確認でようやく現実を知った。
最後の抵抗
そこからというもの、薬漬けの日々が始まったんだ。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の用量は、1日 2.5mg が良いとされている。
元々強い薬ゆえに、それ相応の副作用があるからだ。
今までは1錠 5mg のミノタブを半分に割って飲んでいた。
そう「今までは」だ。。。
丸々1錠をつまみ上げて、覚悟を決めた。
「これでいいんだろ、、?これが望みなんだろ、、??」
応答するはずもないミノタブに、引きつった笑顔でそう問いかける。
闇遊戯状態となった僕の視界には、ミノタブしか映っていない。
「なんか言えよ、、なんか言ってくれよ、、、、、なあ!!」
割れていないミノタブと対峙するのは、もちろん初めてだった。
黙秘権を自在に使うミノタブに苛立ちが募る。
自然と力の入る指先。今にも割れてしまいそうなほどの力だった。
だがここで割ってしまったら、僕は先に進めない。
依然として押し黙るミノタブを、絶妙な力加減でつまみ続ける。
はたから見たら、威勢のいい僕が圧倒的優勢に見えるかもしれない。
でも、よく見てほしい。
手が震えているんだ。
僕だってわかってたさ。危険なことくらい。
でも、こうするしかなかったんだ。
食いしばり続けた口にも、疲れが溜まってきている。
深くまばたきをした僕は、覚悟を決めた。
まだ割れていない綺麗なミノタブを、口の中に放り込んだんだ。
涙まじりのミノタブは舌先にしょっぱさを残し、僕の体に溶け込んでいく。
体が拒絶しているのが、かすかにわかる。
事前に調べた副作用の情報が、走馬灯のように思い出された。
5mgのミノタブ生活を一週間続けた
ダメだった。
ミノタブの過剰摂取による副作用の「動悸・めまい・息切れ」全部出た。
特に動悸だ。心臓が破裂しそうなくらいに鼓動するんだ。
常に体の内側からなにかで叩かれているような感覚だった。
とてもじゃないけど、一生これが続くと思うと耐えられなかった。
5mgを飲み続けられる人をうらやましく思った。
それと同時に自分の体を憎んだんだ。
やるせないとでも言うのだろうか。
なんとも言い表せない気持ちが押し寄せてくる。
こんなはずじゃなかったんだ。
本当だったら今頃、毛先で遊んでいたはずなんだ。
浮かない顔してなんか考えながら指でクルクルしてたはずなんだ。
「あそこの美容院いいよね」って美容院トークしてたはずなんだ。
鏡の前で両手をついて落胆した。
目を開けた洗面所には数本の細い髪の毛が散らかる。
馬鹿にされたような気分になりながら完全に負けたとも思った。
いくらなんでもやりすぎだ。
もう手の施しようがなくなった。
きっとこの男性ホルモンは優秀なんだろう。
こうなったらあいつを使うしかない。
ここで諦めたらこれからどう生きていけばいい。
男性ホルモンに勝つ手段はひとつしかない、僕はそう確信した。
新しい俺、爆誕
10月1日。あの日は最高に気持ち良かった。今でも鮮明に覚えてるよ。
バリカンとシェービングジェルとカミソリ用意してさ。
バリカンで坊主にしてからカミソリで大胆に逆ゾリ。
自分の頭の形を完全に把握していた俺にはシェービングなんか朝飯前だった。
これも日頃の頭皮マッサージのお陰だ。皮肉なもんだぜ。
あの日の風呂場はどこのクラブよりも熱く、ブチあがってた。
俺の頭皮から爆音で流れ出た「今夜はブギーバック」が風呂中に響き渡り、共鳴していた。
小沢健二も「びっくりした」ってラジオで追懐してたよ。(妄想)
ツルッツルでモッチモチの卵ちゃんが生まれたんだ。
積年の悩みがなくなった俺は、空をも飛んでしまえる気分になった。
「薄毛界のホープ」と称えられた俺に怖いものなんてない。
街を歩けばそこら中の薄毛達が俺のあとに続いてくる。
その光景を目の当たりにした人達からは「大名行列」とも形容されるほどだ。
そこで俺は間違いに気づいた。
挑みに挑み続けて戦いに戦い続けたあの悪魔のホルモンに勝ったんだと。
俺は負けてなんかいない。
俺が勝ったんだ。
薄毛に勝つために渋男がやったこと
私は「育毛に失敗している人間」なので、参考にならないかもしれませんが、一応書いておきます。
薄毛対策されている方は大体似たような感じだと思いますが。
ちなみに私はM字から始まり、つむじまで汚染されていくタイプでした。
- ミノキシジルタブレット(ミノタブ)
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ハーグ治療期間中は、病院から6か月分もらえたのでそれを飲んでおり、なくなってからも2~3年くらいはその病院で購入していました。(フィナステリドと合わせて1か月分で2万5千円くらい)
そこらへんで「個人輸入」を知り、そこからはネットで購入していました。1錠5mg のものを半分に割って1日半錠(2.5mg)飲んでいました。
- フィナステリド
-
ハーグ治療期間中は、病院から6か月分もらえたのでそれを飲んでおり、なくなってからも2~3年くらいはその病院で購入していました。(ミノタブと合わせて1か月分で2万5千円くらい)
そこらへんで「個人輸入」を知り、そこからはネットで購入していました。
- 塗るミノキシジル(塗るミノキ)
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個人輸入を知ったタイミングで、塗るミノキの存在も知りました。ミノキ含有量は忘れましたが、一番含有量が多いものを使っていました。
- HARG治療(ハーグ)
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頭皮に直接注射をして成長因子を注入するみたいな治療です。
月に1回の注射を6回と、6か月分のミノタブとフィナステリドがもらえました。
※私が通っていた病院の場合です。ローンを組んでおり、月4万ちょっとの支払いを2年間、総額で100万円をちょっと超えるくらいの金額でした。
その他にも、髪の毛に良いと言われていることは全てやりました。
- 食生活の改善
- 軽い有酸素運動
- 頭皮マッサージ
などなど。調べれば簡単に出てくるような情報で、本当かどうかわからない情報もあるとは思いますが。
少しでも薄毛が改善されるのであればと、藁にもすがる思いでやってました。
僕の男性ホルモンの圧勝でしたけどね!!!
最終的に5mgのミノタブを飲み、副作用が出たことにより私の戦いは幕を閉じましたが、人によっては5mg飲んでも平気な人もいるようですね。
私はどちらかと言えば体が丈夫なほうですので、
「じゃあ俺も大丈夫じゃん☆☆」と思って増やしましたが、完全にダメでした。
本当に危険なので、自己判断で増やさないようにしましょう。
病院から薬をもらっている方は、まずは専門家に相談してください。
ミノキシジルは元々、血圧を下げる薬なんですよね。血管を拡張させて血圧を下げる作用があるらしいです。
その副作用として毛が生えてくる(多毛症)、みたいなことをなんらかの記事で見たことがありました。
AGA治療からしたら、どれが副作用なのかわかりませんが。。。
当然私も、頭以外の全身の毛が濃くなっております。
剃りたくても剃れない人へ
薄毛時代は、今思うと本当に大変でした。
仕事に行く前は、ずっと鏡の前で薄毛がバレないように髪の毛をセットし続けたり、
やっとの思いで外に出たと思ったら風が強くてすぐ薄毛になったり、
雨降ったら完全に諦めたり、
もう面倒臭いからって帽子被っても、いきなりなんらかの影響で帽子取らなきゃいけなくなって帽子取って薄毛がバレて狼狽えたり、
薄毛治療してて「なんかちょっと生えてきたな」って思っても結局産毛止まりだったり、
HARG治療で頭皮に注射するとき、痛みを和らげるために頭に風を当ててくれる担当の人が綺麗な女性でなんだかもどかしかったり、
誰かが笑ってたら自分の薄毛を馬鹿にしてるんじゃないかって思ったり、
毎晩毎晩同じような薄毛改善のサイトとか動画とか見て、2~3時間を浪費したり、
とんでもなくタイプでアタックしたい女の子がいるのに、薄毛を言い訳にしてアタックすらできなかったり、
はたまた良い感じの女の子とデートしてて、いよいよって時に帽子取りたくなくてそのまま帰ったり。
こんなことがほぼ毎日あるわけですよ。
こんなの言い出したらキリがないですが、薄毛に悩む人であればとんでもなく共感してくれると思います。
でも周りは言うわけです。
「別にスキンヘッドで良くない?」って。
いやいや、スキンヘッドでいいならとっくにやってるわ!!!って話です。
そもそも私は、スキンヘッドにする選択肢すらありませんでした。
それだけ髪の毛がほしいんですよ。髪の毛があればもう他になにもいらないのですよ。
私自信「スキンヘッドになるくらいなら人生やめたほうがマシ」とまで思っていましたから。
でも紆余曲折あってスキンヘッドとなった私。
スキンヘッドにしてから思うんですよ。(いま書いていても思う)
「俺はなんであんなくだらないことで悩んでたんだろう」って。
風呂場で髪の毛を剃っている時点でそう思いました。
「いきなりスキンヘッドにしたら友達とか職場の人にバカにされるのかな」
と思ってたのも、いざ職場に行ってみると、
「なにどうしたいきなり!めっちゃ綺麗じゃん!」
って、みんなニッコニコしながら触ってくるのです。
それまで仲良くなかった先輩とも、急激に仲良くなれました。
でも薄毛の皆さん、考えてみてください。
いきなり職場の誰かがスキンヘッドにしてきたとしたら、どう思いますか?
おそらく「へえ、剃ったんだ」くらいじゃないですか?
はじめの一日か二日は話題になる程度で、そのあとはもうどうでもよくなると思います。
みんな恐ろしいほど周りに興味がなく、そしてすぐに慣れるんです。
私は「薄毛治療なんか意味ないから、すぐに剃っちゃえ!」と言う気は、毛頭ありません。
そりゃ生えるのが一番いいです。今では薬も安くなり、ランニングコストも許容範囲。
ただ、私みたいに「なにやっても生えてこねえわ」とか「やれることは全部やりました」とか「もう薄毛は諦めました☆」って人で、
「スキンヘッドにしようかな。」
「でもスキンヘッド抵抗あるんだよな。。」
「絶対に似合わないしな。。。」
「髪の毛ないとか人生終わりだよな。。。。」
「剃るくらいだったら薄毛のままでいいや。。。。。」
みたいなことを思っている人には言いたい。
とりあえず一回剃ってみ!!!!
一回剃ってみて「やっぱスキンヘッドは無理だ!」って思うのなら、また生やせばいいだけ。それだけの話です。剃ったからって薄毛は進行しません。
私も剃りたての頃は少し恥ずかしくて外に出る時は帽子を被っていましたが、一か月もすればそんなこともなくなります。
今ではずっとさらけ出しています。スキンヘッドの自分に自信が持てたからです。
バカにしてくるヤツがいたとしても関係ありません。そいつは薄毛の怖さを知らないのです。無視しましょう。
剃り方がわからない人や剃った後のケアが大変そうって思う人は、「渋男」の記事を読んでください。ここにスキンヘッドの全てが詰まっています。(記事は日々作成中☆)
そこからは私と一緒に「スキンヘッドの渋い男」を目指しましょう。
私はスキンヘッドにしたことで人生が変わりました。
思っているほど変じゃないし、自分も周りも慣れますし、なによりも「人生最大の悩み」と言っても過言ではない薄毛の悩みが無くなります。
治るかわからない、治ったとしてもケアし続けなければならないAGAと戦うくらいなら、そのお金と気力を他のことに費やしてもいいんじゃないかなと、今は思えます。
サイトに対する思い
と、薄毛パートがずいぶん長くなってしまいましたが、
以前の私のように薄毛に悩んでいる人を含め、「渋くなりたい男」のためのサイトが「渋男」です。
年齢を重ねてもかっこよくあり続けたいと思う人は多いはず。
そして結局、大人の男の外見的なかっこよさって「渋さ」とか「色気」じゃね?って思うんです。
「渋さ」と一口に言っても、いろんな角度の渋さがあります。
見た目が渋い、声が渋い、所作が渋い、アイテムが渋い、話し方が渋い、ファッションが渋い、趣味が渋い、、、
「渋男」では、そんないろんな渋さを追求していきます。
唯一無二の「渋さに特化したサイト」を皆さんと共に作り上げていきたいです。
2025/9/19
渋男プロフィール

渋男:渋さを追求する30代の男
18歳でAGAを自覚し、AGA治療に150万円以上をつぎ込む。26歳でスキンヘッド。
好きなこと・もの
- 筋トレ
- サーフィン
- 音楽
- ダーツ
- 麻雀
- キャンプ
- 煙草
- 髭
- 散歩
- 旧車
- ドライブ
- コーヒー
- ビール
- サウナ
- 雑貨
- 渋いもの全部